ユリーフのジェネリック、シロドシンの発売

このたび、ユリーフという前立腺肥大症の薬の特許が切れ、シロドシン(ユリーフの一般名)という名前でジェネリックが発売されました。

ユリーフというのは前立腺が肥大した状態でも尿を出しやすくする薬の中でも強力な薬で、当院でも大勢の方に使っていた薬です。一足先にジェネリックがでていたハルナールのジェネリック、タムスロシンのほうが値段が安いので、まずこちらを使ってから効果が不十分なときはユリーフを使うというケースが多く見られていました。

いまユリーフを使っている方々にはこれから暫くの間、変更を希望するかどうか声をかけていこうと思います。

新しく希望される方には患者さんの負担を軽くし、健康保険の(きびしい)財政に少しでも負担をかけないようにジェネリックの方から処方することをこころがけたいと思います。