書きなぐった日記とは異なり、まとまった文章を書こうと思うとついつい間が空いてしまいました。思えば昔から、締切のない仕事はなかなかできなかった人間でした(締切のある仕事はギリギリ)。
さて、今回のタイトルは慢性の前立腺炎というのが、ばい菌がついて起こるのか、その他の原因でおこるのか、ということです。両方のものがあるといわれていますが、治療してみた印象ではばい菌を殺す抗菌剤という薬より、その他の薬の方が効果があることが多く、ほとんどのものはばい菌がついての病気ではないように思われます。大学病院などでこの病気を研究していた2~3の友人はばい菌がついてのものが多いのではといいます。一生懸命どんな菌がついているかという研究をしている立場から見るとそうみえるのかもしれません。
私の印象では座り仕事で一日いすに座っている人、車を長時間運転している人、寒いところに立ちっぱなしの人などに多いような気がします。実際前立腺炎の治療をしていても、すわりっぱなし、長時間の運転、冷え、(あとお酒の飲みすぎ)は病状の悪化につながるように思います。
このたとえが正しいかどうかは判りませんが「正座をして足がしびれるような状態が、おしりで起こっているのでは?」という説明をしています。血の巡りの悪いことが多くの慢性前立腺炎の原因では?と考えています。
すべての前立腺炎がそうだと言っているわけではありません。明らかに菌が原因の前立腺炎もあります。そういうひとは抗菌剤(菌を殺す薬)が良く効きます。私の印象では10人にひとりぐらいでしょうか。